「さま」という表記に、親しみを感じる瞬間(上田逸平)
公開日:
:
最終更新日:2016/08/07
ブランドイメージ
※7月27日送信のメルマガの転載です。
「さま」という表記に、親しみを感じる瞬間
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■ビジネスにおいてのコミュニケーションや、連絡の手段として
メールでのやりとりが当たり前の時代になりましたね。
「用事が発生したらすぐ電話」という習慣が残っている
人もまだたまに、みかけますが、ちょっと違和感受けます。
「行動力あり」のように見えますが、相手の集中力を阻害
したり、時間を浪費させたりしている可能性が大きいんで、
どうかと思います。
そういえば、最近、メールの宛先の敬称を、
「様」でなく「さま」で送ってくるメールをみかけます。
■私はメールマナーの講師でないので、それが、良いのかどうか
についてはわかりませんが、
私、個人的には受ける印象悪くないですね。
けっこう親しいビジネスの関係になると
「さん」の場合もみかけますが、初回面談の後の
お礼メールとなると「さん」で語りかけるのは
ちょっと馴れ馴れし過ぎるように思います。
となると、無難に「様」でいくのがいいかもしれませんが
波長があって、今後、関係性を構築していきたい
相手と考えた時に
「さま」は、そのへんの、「間合い」というか、「頃合い」
がいいように思います。
丁寧でありながら、優しさ、親しみを感じますね。
これが、手紙でのお礼状だと、さすがに「さま」はへんですが。
■ブランドづくりにおいて、売り手側は、お客様に何らかの
ニーズが発生した時に、自分たちを思い出してもらうために、
継続してコミュニケーションをとることが効果的です。
その一つの手段が、メールです。(LINEや、フェイスブックの
メッセージも含む)
その際に、お客様にどんなイメージもってもらいたいかによって、
文章の内容も変えないといけません。
宛名の敬称の「様」「さま」「さん」についても、
自分の店の場合、どれがいいのか意図を持って
決めるのがいいように思います。
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