「携帯電話のない時代」の行動パターンとペルソナについて
公開日:
:
最終更新日:2016/10/09
ペルソナ, 商品・サービスの価値について
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「携帯電話のない時代」の行動パターンとペルソナについて
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■いきなりですが、あなたが物心ついたときから携帯電話って
世の中に出回っていましたか?
ぼくが初めて、購入したのは1994年です。
当時で初期費用8万円くらい支払ったよう記憶があります。
その時代はまだ、10人に一人くらいしかもってなくて
電車を待つ時、おもろに取りだして、ちょっとかっこええかな?
なんて考えてました。今から考えたらアホですね。
■世の中の技術は日進月歩ですが、こと自分の生活に限っていえば
中学、高校生の時以降
これまでの生活や習慣を最も大きく変えたモノの一つが「携帯電話」です。
(それ以外としてインターネット、パソコンかな)
■さて同年代の人へ・・・・携帯電話の出現で、
待ち合わせの方法が大きく変わりましたよね。
思い出すのが年に1回、正月の大学同級生の集まりの際
阪急梅田のビッグマン前で待ち合わせをしていました。
遅れてなかなか来ないメンバーを30分くらい待っていたことがあります。
翌年からは知恵を働かせて、先に店を決めておいて、遅れた場合は
店に行くというルールにしました。
そのように遅れてくる者もいるとはいえ、その時代は
待ち合わせは、場所をしっかり決めて、時間を守るということを
当たり前に認識していました。でないと困るので。
「ビッグマン」前と言っても、紀伊国屋に向かって右側
とか細かく決めていました。
東京でいえば新宿のアルタの前のどのへん・・・というようにですね。
■しかし今は、友達との待ち合わせを、携帯電話が
つながること前提に、3時ごろ南海難波でというような
方法が多いようですね。
もちろんビジネスの場合はこういうことはありませんが。
別に、昔はきっちりと時間厳守だったのに、今はいい加減だと
いう道徳感の問題を話すつもりはありません。
画期的な技術革新が行動パターンを大きく変えてしまうなー
ということなんです。
物心ついた時から、その画期的な技術革新の恩恵を
受けていた人と、社会人の半ばにその技術革新に触れた人では
価値観も行動パターンも大きく違ってくるとつくづく感じます。
■ブランドづくりでは、「誰」に「どんな価値」を提供するか
を突き詰めて考えていきます。
「誰に」の部分は一人の人物像を「ペルソナ」(注1)として描きますが
どの年代の時に、大きな技術革新と遭遇したかによって
ペルソナの内面って大きく違いますね。
あなたの商品、サービスの場合、「ペルソナ」を描く時
大きな技術革新といつ頃で会ったかは、重要でしょうか?
そうでないでしょうか?
もしあるとしたら、それはどんな技術革新でしょうか?
※自社の商品、サービスの価値を最も喜んでくれる
顧客ターゲットを一人の人物として描いた人
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