選挙の投票から、ブランドづくりを考える(上田逸平)
公開日:
:
最終更新日:2016/07/26
ブランド作りの基本的考え方
※7月11日送信のメルマガの転載です。
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■な、なんと20年ぶりくらいに投票に行きました。
何の気まぐれか、ちょっと気分転換にというくらいの
軽い気持ちで出かけました。
「そういうことを言うとダメ!」と怒られそうですが
正直に申し上げます。
1票が、投票結果に,どう影響するのか?
いまだにイメージできないのです。
開票後の、得票数を見ると当たり前ですが
「約○○万票」でなく、
そこには、「198451票」と、最後の1ケタまできっちりと
表示されています。※数字は適当です。
もし、私が投票に、いかなければ、その数字は間違いなく
「198450票」になっていました。
そう考えると、一つ一つの積み重ねが大事であることは
疑う余地がありませんが、やはり、ピンと来ません。
■ビジネスも、やはりコツコツ1票づつ積み上げるが如く
努力するべきなのでしょうか。
選挙ではありえないけど、ビジネスなら
一人で何万票も投票できて、一気に、情勢を変える
ということが可能なはずです。
オセロゲームのように、一気に潮目を変える
戦略思考と、コツコツ努力する、バランス感覚が必要だと思います。
■ではブランドづくりは、どうでしょうか?
たしかに、コツコツ積み上げが大事です。
老舗企業は、その積み上げが、今に至っていると思います。
しかし、コツコツ積み上げれば、ブランドのある老舗企業に
なれると限りません。
おそらく、今残っている、老舗企業の陰には、コツコツ努力した
けれど、消えていった、企業が、たくさんあったはずです。
■ブランドづくりの成功の秘訣は、原理原則に則って、
正しい方法で取り組むことです。
最初の取り組む方向が間違っていれば、努力すればするほど
違う方向に進むことになります。
■ブランドづくりの原理原則については
一般社団法人ブランド・バリュー協会のフレームワークが
おススメです。ご関心がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
http://www.brand-value.org/program/overview.html
■本日の最後に、ブランドを浸透させるスピードついては、
昔と今では、格段の差が生まれました。
それはインターネットが普及したからです。
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