「同じ大学出身だから応援してしまう」心境から、ブランドアイデンティを考える
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ブランドアイデンティティ
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■先日、とある方の、ネイルサロンの開業相談を受けました。
詳しくは話せませんが、少し独自性をもったネイルサロンです。
先日のブランドづくりのセミナーにご参加いただいた方す。
その後、メールのやりとりがあり、少しお困りのようなので、
ご相談に対応させていただきました。
基本的に、ぼくは、プロフェッショナルとして無料対応はいたしませんが、
今回は無料でやらせてもらいました。
なぜそうしたのか?を振り返ると、
・開業資金に乏しいから
・真面目に一生懸命だから
もちろん、それもありますが、それだけで無料対応していたら
ぼくが、食べていけませんね。
実は「同志社大学の後輩だったから」が大きな理由です。
■でも考えてみると、1学年に数千人、学生がいる大学です。
ぼくの後輩なんて、世の中には、十数万にいるわけです。
それなのに、同じ大学出身ということだけで
なぜ共感し、応援したくなってしまうのでしょうか?
何らかの共通の価値観を持っているはずだという期待があるから
でしょうか。でも抽象的ですね。
大学の近くにあった店などの共通の話題ができそうだからでしょうか?
でもかなり年が離れていて、あまり共通の話題なさそうです。
■オリンピックやワールドカップの応援の時、街中で知らない者同士が
ハイタッチする光景をみかけます。
共通の敵(対戦相手)という存在に対して「日本」という共通の
アイデンティティを意識し、連帯感が生まれるからです。
今回の感情はこれと広い意味で同じように思えます。
■ブランドづくりは、「自分たちが、商品やサービスの提供を
通して、世の中にどんな価値を提供し、どんな存在になるのか」
を、「ブランドアイデンティティ」として掲げることから始まります。
今回の、「同じ大学だから応援したくなる」、という気持ちは、
大学の「アイデンティティ」が関連していることは間違いないと思います。
しかし、それはどういう「アイデンティティ」なのか、明確では
ないのですが。
■企業経営において収益の安定化のためには、
リピートしてもらえるファン作りが必要不可欠です。
今回のような「応援したくなる」存在になることが、
ファンづくりのヒントであることは間違いないと思います。
あなたの会社では、どんな旗を立てて、どんな人にファンになって
もらいたいかを考えてみては如何でしょうか。
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