「警備員とお巡りさんを間違えてドキッとする瞬間」とブランドを考える
※7月16日送信のメルマガの転載です。
「警備員とお巡りさんを間違えてドキッとする瞬間」とブランドを考える
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■私は、毎朝、通勤の際、最寄りの駅まで、自動車で行きます。
今朝は、大変尊敬している、経営コンサルタント
石原明先生のポッドキャストを聞きながら
ポジティブモードで運転していました。
その時です。チラッと、紺色の制服が目に入りました。
「うわぁ、お巡りさんや!」と、ひやっ!!としましたが
そこは冷静に
「シートベルトは、OK! 電話はしてないからOK!」
と問題がないこと確認終了。
ところがです。
よくよく、その制服姿を見ると
「あれ?」 警備員さんでした。
警備員の服と、お巡りさんの服、似ていて紛らわしいですね~。
でも、まー考えてみれば、それほどまで、お巡りさんに
驚く必要が全くないんですけどね。
まるで、「パブロフの犬」的な条件反射です。
たぶん、以前、しょっちゅう
「防犯番号を確認させてください」
と自転車を止められた経験(もちろん、パクッていませんよ)から
お巡りさん=やっかいなイメージ、手間がかかる、
人を不審者として見る・・・
というイメージが頭の中に擦り込まれているのだと思います。
■はい、では、ここからがブランドづくりに関連するお話を
二つ致します。
まず、一つ目、
私は、お巡りさんに対して、
あまり、近づきたくない人というイメージが
できあがっています。
これは、過去の自分の体験(しょっちゅう、自転車
パクったと疑われた・・・等)
の蓄積から来ているものです。
実際の体験の中には、道を聞いて親切に教えてもらった
というような、プラスのイメージもたくさんあるはずですが
どうもネガティブなイメージが勝っているみたいです。
あなたのお店では、お客様の頭の中に、どんなイメージを
持ってもらいたいでしょうか、そしてそのために、
どう行動すればいいでしょうか。
店舗ビジネスに限りません、電話対応にしても同様です。
■そして、もう一つのブランドに関連するお話し
私が、警備員を見て、ヒヤっとしたのは
お巡りさんの制服が似ているから。
制服は、その人のイメージをつくる大きな役割を担っています。
お巡りさんの制服は、
「正義の人、厳しい人、悪いことをすると捕まえられる・・・」
というようなイメージがあるのではないでしょうか?
もし体に優しい、オーガニック野菜を売りにしているなら
それに相応しい制服(ユニフォーム)
例えば、素材は綿のニットで、色はアース形の色にするとか。
あなたのお店の制服は、お店のイメージとマッチしているでしょうか?
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